パリの廃駅を有効利用

現在、パリの市長選に立候補中の、ナタリー・コシュースコ=モリゼは、パリのメトロ(地下鉄)にある有名な「ゴースト駅(廃駅)」を地下のオアシスに改造するという計画を発表しました。

昔のメトロの駅をプールや体育館に改造する事業は、一部地域のスポーツ施設やレジャー施設の不足を補う手段になりうるとコシュースコ=モリゼ氏は提案しています。

彼女に協力する建築家らは、廃駅を美術館の展示場やレストラン、公園などに変えるデザインを発表しており、例えば、地下にナイトクラブを作れば、騒音の苦情を受けることなく、地域に夜の娯楽をもたらすことができると提案しています。また、地下に庭園を造れば(天窓を設ける)、雨の日でも自然を楽しめる場所をパリっ子たちに提供できるとしています。

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ナイトクラブイメージ

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庭園イメージ

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プールイメージ

 

パリの廃駅のほとんどは、フランスが1939年に第二次大戦に突入して以来、ずっと閉鎖されてきましたが、こうした駅でも、それなりに活気がある駅があるそうです。

 

サン・マルタン駅は、現在ホームレスの冬期用シェルターとして使われているほか、2010年には日産自動車が、クロスオーヴァーSUVの「キャシュカイ+2」(「デュアリス」の欧州仕様車)を発表する場として利用しました。

また、ポルト・デ・リラ駅の廃ホームは映画の撮影によく使用されているほか、アルセナル駅はメトロ配電技術士の練習、ほかにもガール・デュ・ノール駅が運転手見習いのための練習所など、新たな目的を与えられています。

 

ちなみに日本でもさまざまな廃駅があります。京王線初台駅は、1978年に京王新線が開通した際に同線に並行する京王線から移転したものですが、移転後も同線の新宿駅~笹塚駅間のトンネル内部に旧ホーム跡が残されており、保線資材置き場、資材搬入口及びトンネルの緊急避難路や駅のメンテナンス用の通路として使用されています。

 

パリの廃駅で、このような計画が実行されるか分かりませんが、日本でも、こんな面白い使い方が出来たら楽しいですね。

 西岡

「パリの廃駅を有効利用」への115件のフィードバック

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